Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/b2fbfd539cfd0b6f3dadd9f11875bb936528a475
3日の円相場は一時、1ドル150円を突破しました。1年ぶりのことです。食材価格の値上がりも続いていて、飲食店でも影響が広がっています。 【写真で見る】進む円安 広がる不安 専門家に聞く今後の見通しについて
「価格に転嫁できない」
ストロベリーフィールズ 藤井英信社長「小麦粉が一番安かった3年前は、(1袋25キロで)3900円だったが、今は5200円になっています」 創業40年を超える福岡市早良区西新のケーキ店では2023年4月、食材の高騰から、ケーキ類の販売価格を約2割値上げしました。ところが最近2か月間で、小麦粉や砂糖などの仕入れ値はさらに1~2割上がりました。価格をひんぱんに変えると客足が遠のくおそれもあるため、転嫁できずにいます。 ストロベリーフィールズ 藤井英信社長「40年前にお店を作った時から、商品の値段は1.8倍くらいまで上がっているんですよ。こういう感じで商売やっていけるとかいなとすごく不安になります」 これから年末にかけて、かき入れ時を迎えます。クリスマスケーキのチラシ作りを止めるなど、経費を切り詰めることで何とか乗り切りたいと考えています。
ドル建てで原材料価格を輸入する店
RKB町田有平「アジアンテイストあふれるこちらの商店街、一見円安ドル高とは無縁のようですが、大きな影響を受けている店があります」 福岡市博多区の商店街「吉塚市場リトルアジアマーケット」にあるベトナム料理店「ミスサイゴン」を訪ねました。 Q.これは? 「ミスサイゴン」オーナー 福田鉄次さん「ライスヌードル、乾麺。フォーです。これは、春巻きを包むライスペーパー」 フォーの材料となる米粉の麺やライスペーパーは、東京や大阪の輸入代理店から購入していて、価格はこの1年で2割ほど上がっているそうです。東南アジアの食材も「ドル建て」で輸入されるため、小麦などと同じく円安の影響を受けているのです。福岡市でベトナム料理店を営んで17年になる店主も、最近の円安に頭を悩ませています。 「ミスサイゴン」オーナー 福田鉄次さん「価格が上がってもメニューの価格をすぐ上げるのは難しいので、苦労しています」
インド・ネパールの商品を扱う店は
商店街にある別の店でも、円安の影響が聞かれました。ネパールやインドの食材と雑貨を扱う「クマルちゃんレストラン&バー」は、ネパール出身のクマルさんが2022年にオープンしました。円安に伴い、これらの商品の仕入れ値もじわじわと上がってきています。 クマルさん「この店始まって1年半です。いちばん最初、この商品の仕入れがだいたい170~190円だったのが、今250円くらい。それだけ上がっているので、販売が難しいです」 Q.店頭価格は簡単に上げられない? クマルさん「上げられないですね。難しいです。いきなり上がったらぼったくりになっちゃうんで」
いつまで円安が続くのか?
この円安傾向はいつまで続くのか。専門家は――。 九州経済調査協会研究員 相川弘樹さん「もしアメリカが利下げを実施した場合には円安の状況は少し改善するので、そうなると急に(為替)介入しないといけないような状況は和らぐんじゃないかと思います。一説には、来年4月ごろじゃないかという話も挙がっています」 ただ、円安が落ち着いても価格に反映されるまでには時間がかかるため、輸入品を扱う店にとってはしばらく厳しい状況が続きそうです。




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